ムッチローの呟くには少し長い呟き

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ビンテージ Official髭男dism(作詞:藤原聡) 歌詞の感想と解説!

口喧嘩なんかしたくもないから
細心の注意を払って生きてた
率先して自分のことをけなすのは
楽だけど虚しくて
 
 
はい、こんにちはムッチローです!
本日もブログ更新をしていきたいと思うのですが、今日はOfficial髭男dismさんの楽曲で、オリコンでも上位ランクインをし続けている「ビンテージ」を見ていこうと思います!
最近私の友達が髭男にはまりまくっていてライブに誘われたりいろいろ大変なんですが、そんな私はちなみにスタンダードに「Pretender」を一番聞いてますね。笑
このブログ執筆を通じてもっと髭の魅力に浸かっていきたいと思っております!
 
 
悲しい過去なんか1つもないのが
理想的だって価値観を持ってた
そんな僕は君という人に会えて
大事なことに気付かされた
 
 
出だしの部分はすごく「説明文」っぽさがあって、でもそれがあとあとの歌詞の良さを引き立てることにつながっているんだと思います。
「そんな僕は君という人に出会えて 大事なことに気付かされた」というわけで、具体的にどんなことに気付かされることになるのか、楽しみになりますね。
 
 
キレイとは傷跡がないことじゃない
傷さえ愛しいというキセキだ
 
 
「逆境に咲く花は、最も貴重で最も美しい」。
これはウォルト・ディズニーの言葉です。
これと近い意味合いなのかなと思います。
 
 
酸いも甘いもって言えるほど
何も僕ら始まっちゃないけれど
褪せた思い出もビンテージなんて言って
振り返る度に笑えるようにと
大切に日々を重ねよう
かけがえのない今を
 
 
「褪せた思い出もビンテージなんて言って振り返るたびに笑えるように」ってすごく素敵なフレーズですね!
髭男らしいポジティブな言い回しで、すごく心が惹かれます。
ちなみに「ビンテージ」とは、ワインを醸造した年のことを言います。
つまり、互いに怒りあったり嫌になって喧嘩したり、そういったすべてが今の自分たちの愛のカタチを模っているんだ、とそういった考えなのでしょう。
また「ワイン」というチョイスも最高ですね。
大人同士の本格的な恋愛をこの「ビンテージ」一言で描写し切れていて素晴らしいなと感じました。
 
 
好きな色なんか特段ないけど
人生が絵画だったならどうだろう?
君との時間を重ねることでしか
出せない色がきっと好きだ
喜怒哀楽そしてその間にきらめく想いを抱きしめて
 
 
ワインといい絵画といいいちいちお洒落でお上品ですよね。
タイトルの「ビンテージ」という言葉自体がもうエレガントな雰囲気を醸し出してますもん。
そして!
「喜怒哀楽の間」なんて考えたことがあったでしょうか。
このフレーズ、気に入ってすぐにiPhoneのメモ機能にメモっときました笑
 
 
 
シワくちゃだったり やけに錆びついたり
剥がれてしまった記憶があったとしても
何一つ隠し繕うこともなく
それさえ愛しいというキセキだ
 
 
もう何があっても愛。
二人の間にあるものは、今ここに愛がある以上紛れもない純度100%の美しい「愛」だけなんだ。
その一色で満たされているんだ。
そんなことをここで強調しているんだと思います。
 
 
そして増えた思い出がいつか星の数ほどに
溢れることがただ嬉しいから
今の心を歪まないように
例える言葉を 探してみるよ
連なってく日々の中を 君と重ねる今を
 
 
この歌全体をみても、何かを何かに例えて表現している部分が多くみられます。
それを、この歌に登場する主人公自身が見つけたもので、これからも増えていくものだとしているのがこの部分。
三者が二人の生活を見て描写をするような曲っていっぱいあるけど、この曲に関してはそのまま主人公本人が書いたような、そんな歌詞の設定になっている。
これもまたおもしろいなーっていうポイントの一つですよねぇ。
明日の朝、またこれを聞きながら電車に乗ろうと思います!笑