ムッチローの呟くには少し長い呟き

毎日140字ではとても収まりきらないような呟きの数々

グランドエスケープ(Movie edit) feat.三浦透子(三浦透子 作詞:野田洋次郎)

空飛ぶ羽根と引き換えに繋ぎ合う手を選んだ僕ら

それでも空に魅せられて夢を重ねるのは罪か?

 

明日から海外に行くムッチローです。

おそらくブログを書くことは難しくなるとは思うのですが、皆さんにこれからも有益な時間をお届けし続けられるよう、私も頑張っていこうと思ってます!

さて、今日は最近話題の映画『天気の子』で採用されているRADWINPSの野田さん作曲の『グランドエスケープ』を見ていこうと思います。

『愛にできることはまだあるかい』に続いてRADWINPS の楽曲ですが、今回も野田さんの天才っぷりを味わっていければと思います。

この曲は三浦透子さんが歌ってまして、RADWINPSの曲を女性が歌うとまた違った魅力があって、まぁいろいろ最高ですわ。

ええ。

 

夏は秋の背中を見てその顔を思い浮かべる

憧れなのか、恋なのか叶わぬと知っていながら

 

なるほどそういう感じかと。

なんか人の恋愛って「憧れている」だけなのか「好き」なのか、途中でよく分からなくなることがありますよね。もともと好きだったのが、その人と関わる中で憧れに変わっていくこともあれば、憧れから好きな対象になったりするのが面白いところで、いずれにしろこの夏が大切になってくるよねって話。

夏にその人とどんな時間を過ごすかで、秋にどうなっているかが決まってくるわけですからね。

夏休みとかってみんな友達も時間があるから、ラインとかで話が進展しやすい時期だと思うんです。だからこそ、秋になって学校に行ってみると「あれ、お前ら付き合ってんの?」みたいなことが起きるわけです。あら青春。憧れますねぇ。

そんな感じのことを「夏」と「秋」で擬人化することで表現してくるRADWINPSはやっぱ流石だなぁという感想ですよね。

 

重力が眠りにつく1000年に一度の今日

太陽の死角に立ち僕らこの星を出よう

 

映画『君の名は。』でも話題になった『夢灯篭』の立ち位置にこの曲があるのかもしれません。両方の曲がすごく壮大な世界観で、この曲なんかはもう地球を飛び出しちゃってますから。

 

彼が目を覚ました時連れ戻せない場所へ

「せーの」で大地を蹴ってここではない星へ

 

「せーの」とかね、夢灯篭でもありましたよね。うわぁ、君の名は。思い出すなぁ。

 

行こう

 

「せーのでー言おう」という夢灯篭のフレーズがありますが、その「言おう」がこのグランドエスケープ

では「いこう」になってると、そう捉えると曲の構造を理解しやすいかもしれませんね。

 

もう少しで運命の向こうもう少しで文明の向こう

もう少しで運命の向こうもう少しで

 

「文明」という言葉が目をひきますが、これは『前前前世』を思わせる歌詞という感じです。

ミュージックビデオの中でバンドのメンバーがゴリラに変わってウホウホ言ってるシーンが印象的でしたが、RADWINPSのいう「文明」は、それくらい壮大なものなんでしょうね。

もうその時点で私たちとは見てる世界が違うというか、やっぱすごいよなって思わされる歌詞です。。

 

夢に僕らで帆を張って来るべき日のために夜を超え

いざ期待だけ満タンであとはどうにかなるさと肩を組んだ

 

「思い立ったらすぐ行動」と一言で表せるのではないでしょうか。道が外れますが、世の中で成功している起業家の人たちは、みんな深いことは考えず、リスクを恐れず思ったことをすぐに行動に移す力があるそうです。

これからどうなるのか、〇〇したらどうしよう。そんな未来の心配なんかしないで、「今」を満タンな期待に応えるように生きていこうせっていうRADWINPSから私たちへのメッセージが込められているように思いました。

 

怖くないわけないでも止まんない

ピンチの先回りしたって僕らじゃしょうがない

僕らの恋が言う声が言う

「行け」と言う

 

「恋」と「声」でかけているわけですけど、これ聴くと恋の壮大さに気づかされますよね。

友達関係、勉強、恋愛。いろいろ気にしなきゃいけないことばかりだし、ついつい自分を小さくしてしまうことがある。

でも、そんな時にこそ「今」の自分の気持ちとか思い、期待を素直に受け止めて、自分の心の中の「声」にしたがって自分が思うように進んでいくことが大切なんだよ。そうやって過ごす夏にしようよ。そんなメッセージが伝わってきます。

 

 

Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/radwimps/grand-escape-feat-toko-miura/