ムッチローの呟くには少し長い呟き

毎日140字ではとても収まりきらないような呟きの数々

Ambitious(Superfly 作詞:越智志帆)  歌詞の解説!

すれ違う スーツの群れは夜よりダーク
白い靴 踏まれそうになる駅のホーム
 
ようこそムッチローの世界へ…
え?
このブログでは、ほぼ毎日私がその時に「面白いなー」って感じた流行りの曲とかね、オリコンに上位ランクインしてる曲とか、世間的に注目されている曲の歌詞を私の圧倒的に身勝手な解釈で解説しています!
ぜひぜひ、「あの曲ってこんな捉え方してるやついたのかよー」とか「俺はそうは思わねーな」とかね、そんな風になにか感じて頂ければ幸いでござんす。
毎日頑張って投稿していくので、見守っていていただけると嬉しいです!(モチベーションの関係)
というわけでですね、今日は昨日に引き続きSuperflyさんの新曲「Ambitious」を見ていきたいと思います。
昨日は自分でも驚くくらい体が疲れ切ってて、とても頭が回るような状態でもなければパソコンの上のディスプレイの部分を持ち上げるのにも一苦労ってレベルだったので分かりやすく、極めて解説がしやすいような曲をチョイスしたんですが、今日はわりとみっちりやっていきたいと思います!
それではーやっていこー
 
うつむいて 画面のリンク
スケートしながら
あの人の悪い噂を拡散中
 
しょっぱなから味わい深い歌詞が出てきました!
ようは「SNSで人の悪口を書く」って作業を表現してるわけだけど、「画面のリンクをスケートしながら」って歌詞が何か新しい効果を生み出してるよね!
ただただSNSで人の悪口を書いてますっていうと「おいおい、主人公悪い奴かよ」で終わっちゃうけど、スケートしてるだけですって言われてみるとなんか煽られてる感満載だけど、もう悪口を書いたり、人を嫌ったりするのが当たり前で、なんとも思わないような主人公の人物像が想像できたりして面白いなって思った。
 
ねぇ、今宵も夜空に月が綺麗ですよ?
見上げてごらん Cry Cry Cry
オー ノー ノー
 
パッと見よく分からない歌詞ですねw
「月が綺麗ですね」っていうのは「あなたのことが好きです」っていう有名な隠語みたいなものだから…って考えるけど、あんまり意味はなさそう…
月が綺麗な夜空を見上げると「cry」、泣いてしまうと。
多分主人公が月を見上げるんだけど思いが込み上げて泣き出してしまい、主人公はそれを感じて「オー ノー ノー」と思ったと。
うん。よく分かんない笑
読み進めてみたら何か分かるかもしれないので読み進めていきましょう。
 
今はきらい Oh yeah
でも私は生きている
簡単に手に入るほど未来は楽じゃない
心配ない Oh yeah
明日も起きようね
憧れを手放さないでね
恰好いい大人たち
 
前半部分はなんとなくよく耳にするようなフレーズですけど、後半の「明日も起きようね 憧れを手放さないでね 恰好いい大人たち」ってところがまた難しい。
そもそもこの曲のタイトル「Ambitious」とは、どんな意味なのでしょうか。
当然のようにグーグル先生に聞いてみると、「野心」とか「野心的」みたいな意味だとお答えいただきました。
何かしらの「憧れ」に向かって大人が走り続けている。野心を抱いている。
そんな中で「明日も起きようね」ってw
あまりにも曲の雰囲気を台無しにしているような気がしてならないのですが…
しかしSuperflyならそれもやってのけちゃうからすごいよね。
ほんと感心するわ。あの歌声。迫力すごいもんなぁ。
なんか、私の中では主人公はすごい幼い子どもで、SNSばっかりやってるんだけど、その中で炎上したり事故を起こしたりする大人がたくさんいることを知っていって、そんな落ち着かない世の中を子どもが上から見下ろしてる、みたいな感じが読み取れます。
意味は謎なままですけど笑
 
恐竜も 進化を遂げて我が身を死守
私たちも 生き抜く術のアイディア募集
 
これも意味分かんないよねw
でもSuperflyの楽曲ってこんな感じに「は?」と思うような歌詞とかが組み込まれてることが多かったりするし、それは今回に限ったことではないのかも。
 
ねぇ、不安や焦りはご法度でしょうか?
今宵もぼやく Why Why Why
オー ノー ノー
 
「ご法度」とは、一般的に禁止されていることを指します。
憧れに近づくためにつらい思いもして、不安や焦りが募ったりする。そんな時、主人公は「自分が進んでいる道は間違っているのだろうか」思うようになっている。
挑戦しなければよかった、無茶しなければこんなつらい思いはしなくて済んだのに。
そんな気持ちが主人公の中に現れ始めていることが分かります。
 
ひらひら 星は流れる
ゆっくり歩いて行けばいい
この手になんにもなくたって
 
星ってすごく遠くにあって、とても自分の手には届きそうもないけど、それでも星自身もよく見てみれば、のらりくらりと動いているんだと。
だから主人公も、焦らず、ゆっくりと憧れに向かってゆっくり、着実に進んでいけばいいんだとここで気付き始めます。
 
夢が見たい Oh yeah
明日に行かなくちゃ
憧れは手放さないまま
格好いい私になれ
 
SNSを見ていると、どうも芸能人だの尊敬している人だのがガヤガヤ何かやってる。
自分はそれを画面を通して見ているだけで、とても画面の中にいる人たちのようにはなれないように思っている。
だから自分を落ち着かせるために、不安にならないようにその人たちの悪口を書いた。
でも、その人たちだって始めは自分と同じような状態から始まって、結果的に憧れの存在になっているだけで、実は自分もああなれるんじゃないかって、そう思うようになった。
この手になにもなくても、この小さな体でも、憧れの人をめがけて、まっすぐに進んでいくんだ。
そんな主人公の「野心」を思う激しい感情が表現されています。
 
 
はい、というわけで、今日はSuperflyを見てきましたけど、どうでしたでしょうか。
なかなか歌詞の解説には向かない歌詞ってのが結構多くて(特に最近)、自分の能力が解放されるような瞬間が少なかったようには感じるのですが(何を言ってるんだコイツは)、結局耳に通せば「あ、神曲」ってどうせ思うんでしょう。
最初はやっぱこんなもんでしょ。
さぁ、聴いてみよっかなー
 
格好いい私になりたい