ムッチローの呟くには少し長い呟き

毎日140字ではとても収まりきらないような呟きの数々

願い  sumika(作詞:作詞:片岡健太) 歌詞の感想と解説!

 

あなたの瞳に映って

私は「幸せ」って

笑っている

未来を探していた

 

 

お久しぶりです、ムッチローです。

今日から毎日投稿を再開しようと思います。

本日はsmikaさんの「願い」を見ていこうと思います!

 

 

「おはよう」

たったひとつで世界が弾むから

あなたはすごい人だね

寒い冬を温められる人

 

 

「おはよう」という言葉だけで世界が弾む。

この部分はすごく共感がされやすい部分ですよね。

インスタとかで投稿をみているとき、ふとDMで好きな人から連絡があった時の高揚感といったらえげつないものがありますよね。

僕だったらすぐにトークに飛んでいきますね。間違いない。

「寒い冬を温められる人」というのはこれからの季節に共感を呼べる歌詞ですね。

タイミングまでバッチリ。きっと冬の名曲とかになるんだろうね。

 

 

あなたをずっと見ているから

ちょっとした変化に

少しだけ早く気付いてしまっただけ

あの子を目で追ってどっか辛そうで

あなたはきっと恋をしている

 

 

「あの子を目で追ってどっか辛そうで」というのはハッとなるフレーズですよね。

好きな人がいたら、その人を無意識に目で追ってしまうのは人間だれしもに共通して言えることなわけですが、それが周りの人には気付かれているのかもしれないと思うとぞっとなりますよね。笑

 

 

ひとつふたつ願っても

あの子じゃない

私には代わりは務められず

みっつよっつ願っても

虚しくなる

この胸の中で眠れ

いつか目覚める日まで

 

 

「ひとつふたつ」と「みっつよっつ」のテキストのリズム感が学生って感じがしてすごくいいなって思いますね。

「この胸の中で眠れ いつか目覚めるまで」というのはすごくこの主人公が強い人間であることを表していると同時に、その好きな人への思いもまた同じように強いということが感じ取れます。

 

 

あなたの瞳に映って

「うれしい」「たのしい」と言い合って

絵空に見ていた儚い夢だ

白い息を小さく吐いて

「さびしい」「かなしい」って

隣から私も言いたかったよ

そばにいてよ

 

 

「あなたの瞳に写って「うれしい」「たのしい」と言い合って、絵空に見ていた儚い夢」というのも共感が得られやすいフレーズですね。

それから「さびしい」「かなしい」と続きます。

これがすごくいいんです。この言葉の羅列、配置の仕方がすごく心地いいように思います。

 

 

突然降ってきた雪を誰に伝えよう

私は一人だけだよ

あなたはどう?

答え聞くまでもなかったようで

目線の行き先が諭すよ

 

 

「突然降ってきた雪を誰に伝えよう」というのは冬のラブソングでは似たようなフレーズが多くありますが、これって最初に書いた人は誰なんでしょうか。

結構なレベルで素敵な表現だと思うんですけど、どうですか?笑

こんなことが思えたら、たとえクリスマスの夜に一人でも別にいいやっていう気持ちにまでなれるかもしれません。笑

 

 

ひとつふたつねだっても

叶わぬ希望

あなたの目線の先にいる事

みっつよっつめ叶っても

虚しくなる

ひとつめになれないこと

あの子になれないこと

 

 

自分にとって「あなた」の目線の先に自分がいることが一番、何より大切なことで、そればっかりが自分を苦しめる。

「ひとつめになれないこと あの子にはなれないこと」というのは僕は男性なので、気持ちは分かりませんが、確かに自分が好きな人が自分以外のことをちゃんと好きで、自分のその人に対する思いに気付くと同時に相手が自分じゃない誰かを好いていることにも気づかされる。

これほどの苦しみはないですよね。。

 

 

あなたの瞳に映って

「ただいま」「おかえり」を言い合って

真昼に見ていた儚い夢だ

白い息を小さく吐いて

「おはよう」「おやすみ」って

目を合わせ私も言いたかったな

きっとまだ

 

 

「おはよう」「おやすみ」と目を合わせ互いに言い合う。

こんな思いが芽生えてしまうくらいに相手は他の人と愛を育んでいて、自分の気持ちももっと強くなる。

これはすごく共感できるかも。

一度はまったら抜け出せない恋の罠。

 

 

雪はずっとふっと

空から来ては

止めどなく降りしきる

想い重ねて

私はずっともっとあなたを

 

 

ここが僕の中では一番素敵な表現だなって感じました。

雪がとめどなく降り続けるように、自分の「あなた」への思いも蓄積されていく。

こんなに美しい表現ができるのは、日本語ならではなのかもしれませんね。

 

 

あなたに出会えてよかった

あなたが笑っている未来まで

幸せ祈り続ける夢だ

一生物のギフトはそっと

私の胸の中

「おはよう」と「おやすみ」があって

時々起きては眠ってね

「さようなら」

春の中で

 

 

冬がだめなら春の中でまた「あなた」に思いを馳せることにする。

「あなた」のことを、いつまでも待ち続ける。


Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sumika/negai/