ムッチローの呟くには少し長い呟き

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アナグラ生活(作詞:渋谷すばる) 歌詞の感想と解説!

ずっとここにいる
いつもここにいる
静かで邪魔がない
僕だけの秘密基地
 
久しぶりです皆さん。
ムッチローでございます。
今日は渋谷すばるさんの新曲「ナガグラ生活」を見ていこうと思います。
もうなんか早速題名から興味が湧いてくるんですが。
 
色んなおもちゃどんどん増えていく
子供のも 大人のも
 
「おもちゃ」と最初に言い切ってから「子供のも 大人のも」と付け加える感じ。
じゃあ「大人のおもちゃ」ってなんだろう、ってことになりますよね。
大人の遊び、とか言いますけど、明らかに子供の頃の無邪気な遊びとは異なりますよね。
 
僕だけの穴
誰とも会わない
飯風呂トイレ以外はここにいる
たまには君の たまには君の
ドキドキがワクワクしてる
 
「飯風呂トイレ以外はここにある」という表現がすごくいい書き方だと感じました。
「飯風呂トイレ以外」って、なんでもあるように聞こえてよくよく考えると何にもないじゃないか!っていう感じになるのがおもしろいところで、それでもこの曲ではそんな場所をとても魅力的なものであるように書いています。
それは、「ドキドキがワクワク」しているからで、「あなた」がいないとできないことがそこではできるからなんですね。
「僕だけの穴」とかね。
いいよね。
大人のエロティックさというか、ミステリアスな感じをうまく表現できていてすごいなっていう感想ですね。
僕この渋谷すばるさんめちゃめちゃ好きかもしれない。
ハマりそう。
 
アナログとデジタルの
谷間で煙が出るまで擦られたい
良いとこ取りで楽しく楽チン
こりゃまーやめれる訳がねー
 
ヤバい。
渋谷すばるヤバい。
「谷間で煙が出るまで擦られたい」とか「良いとこ取りで楽しく楽チン」とか。
二個も三個も意味の取り方ができて、すんごい面白い。
歌詞だけでこれだけ興奮できるなんて自分でもびっくりです。笑
やっぱ日本語表記であることを最大限に生かして曲を作られているのと、日本語でしかできない言葉のチョイスとか。
えげつないぞ!
 
ずっと歌ってる
ギターを弾いてる
大きな音も
全然気にしない
 
ほうほう。
ギターとかその音は何を比喩したものなのかなって聞きたいですよね。笑
パッと見何も違和感を感じないのに、ほかの部分で影響されて普通の歌詞も疑ってしまう。
これって結構異常な状況ですよね。
恐るべし渋谷すばる
 
色んな音がどんどん重なる
好きなのを 好きなだけ
 
「好きなものを 好きなだけ」というのがやっぱり好き。
女性の「色んな音」に耳を傾けながら、好きな「体位」を身に任せて楽しむという。
大人のおもちゃもいくつか必要なのはわかります笑
 
秘密の穴
誰にも話さない
飯風呂トイレの時に浮上する
たまには僕の キレイなここを
シワシワがツルツルしてる
 
自分のはキレイだって言い切っちゃってるのもなんか笑えますが。笑
シワシワなのはみなさんのご想像通り相手の「穴」の入り口なのかなって感じなんですが、それが「ツルツル」していると言ってる。
変態ですね。笑
濡れてるってことなんでしょう。おそらく。笑
歌詞の解説をすると言っている以上はこういうことも書いておくことにします。
 
アナログとデジタルと
僕の穴 君の穴
 
めちゃめちゃいい終わり方。
「アナログ」というのはどこか時代遅れというか、ようは年を取った男の主人公。
「デジタル」というのはどこか新時代の人というか、ようは若い女性のことだと思うんです。
自分の寝室という「僕の穴」と、年の離れた若い女性の「穴」。
言葉遊びがえげつない。
これからもたくさん聴いていこうと思ってます!