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ECHO(作詞:今井 了介 作曲:今井 了介) 歌詞の感想と解説!

今日も皆さんと一緒に最新の邦楽を見ていければと思うのですが、本日はLittle Glee Monsterさんの新曲「ECHO」を取り上げます。
Little Glee Monsterさんと言えば青春恋愛ソングみたいなイメージが私の中に勝手にあるんですが、今回の楽曲、一体どんな内容になっているでしょうか。
さっそく見ていきましょう。
 
 
さぁ今こそ思い出すんだ
がむしゃらに駆け抜けた日々
苦しみ分かち合った君
無駄な汗・泪一滴もない
目と目が合うその瞬間
交わす言葉さえ要らない
心通わせる僕らの鼓動のピッチ
いつもパーフェクト

 

 

どうやら予想通り青春応援ソングみたいな感じっぽいですね。
個人的には「無駄な汗・泪一滴もない」というフレーズがいいなって感じました。
「汗」や「泪」って体の外に出ていくものじゃないですか。だからこそここに着目するのは結構難しいと思うのですが、この2つの単語を連続させるだけで、部活動か何かに励む中高生たちの様子がくっきり浮かびます。
 
 
とてつもなく高い壁
乗り越えたり壊したり
信じて進むことが全て きっと僕らは

 

 

ファンキーモンキーベイビーズさんの楽曲のフレーズで「超えらんない高い壁はぶつかってぶっ壊して」という部分があります。
私自身あの曲もめちゃめちゃ好きなんですが、「高い壁」や「壊したり」の部分は似通っている部分があって面白いなって思いますよね。
そしてそのあとにも「信じて進むことが全て きっと僕らは」という曲自体が持つ明確なメッセージを歌詞にしていて、とてもストレートに心に入ってくる爽快な曲がリトグリの人気の源だったりするのかもしれません。
 
 
叫べよ 声のかぎり響け
この一瞬のプライドに、笑顔に、涙に
賭けてきたのだろう
 
 
この辺りは完全な青春というか、歌詞自体に深い意味はないわけですけど、これをリトグリの方々が歌うと、そして演奏と合わせると、聴いている人の背中を力強く押してくれるようなカッコいいリトグリらしい曲になるわけですな。
 
 
Oh… Oh… I’m on fire
Oh…駆け抜けた証を掴み取りたいのだから

 

 

何にしてもよく言われるのは「後悔のない〇〇にしなさい」ということ。
大学受験にしても部活動にしても、たとえうまくいかなかったとしても自分がまっすぐに駆け抜けたことを胸を張って誇りに思えるだけの努力をしたかしなかったかで大きくそれからの人生が大きく変わっていく。
後悔しないためには、今を必死で生きること。
スマホを体の一部のように扱っている皆さん。
一度スマホを置いて「今」を一生懸命生きることにしませんか?
 
 
時にライバルそしていつも同志
高め合い辿り着く未知の境地
勝ち負けよりも大切なこと
教えてくれたのは君だから
僕らを待ってる人の為
全て出し切るんだその先きっと
Gathering together 繋がってくから
 
 
お互いがいるからお互いが強くなって、仲良くなって、繋がって。
それは勝ち負けよりも大切なことで、今はとにかくこの一瞬に全てを出し切り続けるんだと、そんな強い決心の表れがここで描かれてますね。
 
 
歌うよ 僕と歩む君のため
初めて見る世界へみんなで辿り着こう
One for all, All for one….
 
 
この最後の「One for all, All for one」は何やらラグビーの言葉らしいです。
1人が全員のために、全員が1人のために。
そういえばこの曲ってラグビーW杯の何かしらの曲でしたわ。
きっとこの作詞をした人はこの「One for all, All for one」を言いたいがために曲作ったみたいなもんなんじゃない?笑
でもここで最後に入れてくるのはすごく面白いなって思いました。