願い sumika(作詞:作詞:片岡健太) 歌詞の感想と解説!
あなたの瞳に映って
私は「幸せ」って
笑っている
未来を探していた
お久しぶりです、ムッチローです。
今日から毎日投稿を再開しようと思います。
本日はsmikaさんの「願い」を見ていこうと思います!
「おはよう」
たったひとつで世界が弾むから
あなたはすごい人だね
寒い冬を温められる人
「おはよう」という言葉だけで世界が弾む。
この部分はすごく共感がされやすい部分ですよね。
インスタとかで投稿をみているとき、ふとDMで好きな人から連絡があった時の高揚感といったらえげつないものがありますよね。
僕だったらすぐにトークに飛んでいきますね。間違いない。
「寒い冬を温められる人」というのはこれからの季節に共感を呼べる歌詞ですね。
タイミングまでバッチリ。きっと冬の名曲とかになるんだろうね。
あなたをずっと見ているから
ちょっとした変化に
少しだけ早く気付いてしまっただけ
あの子を目で追ってどっか辛そうで
あなたはきっと恋をしている
「あの子を目で追ってどっか辛そうで」というのはハッとなるフレーズですよね。
好きな人がいたら、その人を無意識に目で追ってしまうのは人間だれしもに共通して言えることなわけですが、それが周りの人には気付かれているのかもしれないと思うとぞっとなりますよね。笑
ひとつふたつ願っても
あの子じゃない
私には代わりは務められず
みっつよっつ願っても
虚しくなる
この胸の中で眠れ
いつか目覚める日まで
「ひとつふたつ」と「みっつよっつ」のテキストのリズム感が学生って感じがしてすごくいいなって思いますね。
「この胸の中で眠れ いつか目覚めるまで」というのはすごくこの主人公が強い人間であることを表していると同時に、その好きな人への思いもまた同じように強いということが感じ取れます。
あなたの瞳に映って
「うれしい」「たのしい」と言い合って
絵空に見ていた儚い夢だ
白い息を小さく吐いて
「さびしい」「かなしい」って
隣から私も言いたかったよ
そばにいてよ
「あなたの瞳に写って「うれしい」「たのしい」と言い合って、絵空に見ていた儚い夢」というのも共感が得られやすいフレーズですね。
それから「さびしい」「かなしい」と続きます。
これがすごくいいんです。この言葉の羅列、配置の仕方がすごく心地いいように思います。
突然降ってきた雪を誰に伝えよう
私は一人だけだよ
あなたはどう?
答え聞くまでもなかったようで
目線の行き先が諭すよ
「突然降ってきた雪を誰に伝えよう」というのは冬のラブソングでは似たようなフレーズが多くありますが、これって最初に書いた人は誰なんでしょうか。
結構なレベルで素敵な表現だと思うんですけど、どうですか?笑
こんなことが思えたら、たとえクリスマスの夜に一人でも別にいいやっていう気持ちにまでなれるかもしれません。笑
ひとつふたつねだっても
叶わぬ希望
あなたの目線の先にいる事
みっつよっつめ叶っても
虚しくなる
ひとつめになれないこと
あの子になれないこと
自分にとって「あなた」の目線の先に自分がいることが一番、何より大切なことで、そればっかりが自分を苦しめる。
「ひとつめになれないこと あの子にはなれないこと」というのは僕は男性なので、気持ちは分かりませんが、確かに自分が好きな人が自分以外のことをちゃんと好きで、自分のその人に対する思いに気付くと同時に相手が自分じゃない誰かを好いていることにも気づかされる。
これほどの苦しみはないですよね。。
あなたの瞳に映って
「ただいま」「おかえり」を言い合って
真昼に見ていた儚い夢だ
白い息を小さく吐いて
「おはよう」「おやすみ」って
目を合わせ私も言いたかったな
きっとまだ
「おはよう」「おやすみ」と目を合わせ互いに言い合う。
こんな思いが芽生えてしまうくらいに相手は他の人と愛を育んでいて、自分の気持ちももっと強くなる。
これはすごく共感できるかも。
一度はまったら抜け出せない恋の罠。
雪はずっとふっと
空から来ては
止めどなく降りしきる
想い重ねて
私はずっともっとあなたを
ここが僕の中では一番素敵な表現だなって感じました。
雪がとめどなく降り続けるように、自分の「あなた」への思いも蓄積されていく。
こんなに美しい表現ができるのは、日本語ならではなのかもしれませんね。
あなたに出会えてよかった
あなたが笑っている未来まで
幸せ祈り続ける夢だ
一生物のギフトはそっと
私の胸の中
「おはよう」と「おやすみ」があって
時々起きては眠ってね
「さようなら」
春の中で
冬がだめなら春の中でまた「あなた」に思いを馳せることにする。
「あなた」のことを、いつまでも待ち続ける。
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sumika/negai/
アシンメトリー 安田レイ(作詞:安田レイ) 歌詞の感想と解説!
Searching For The Ghost DEAN FUJIOKA(作詞: DEAN FUJIOKA) 歌詞の感想と解説!
フレア Superfly(作詞:越智志帆) 歌詞の感想と解説!
サヨナラを選んだ私 宇野美彩子(作詞:宇野美彩子) 歌詞の感想と解説!
Funky Girl DA PUMP(作詞:shungo) 歌詞の感想と解説!
りんどう WANIMA(作詞:作詞:KENTA) 歌詞の感想と解説!
流れる時の早さに
身体を委ね 眺めてる
代わりの無い物語
引き返す事も出来ずに
どうも、お久しぶりです。
ムッチローでございます。
本日はWANIMAさんの新曲「りんどう」を取り上げたいと思います。
WANIMAの楽曲って異常なくらい勢いがあるじゃないですか。それでも歌詞を見てみるとすごくしっかりしている印象で、そのバランスが素晴らしいなと感じますよね。
込み上げる熱い想いも
胸に仕舞う凍り付いた夜も
指をくわえ 繋ぎ合わせ
過ぎるのを待っていた
「指をくわえ 繋ぎ合わせ」いうフレーズのおかげで、この曲の「さみしい・孤独」みたいな雰囲気がぐっとつくられますよね。
やっぱり歌詞が素敵なのも人気の理由だよなって改めて思います。
底知れない深い谷で
ぼんやり光ってる
祈りを削り刻んで
一つだけ… あともう少しだけ
弱いままで強くなれ
「弱いままで強くなれ」ってもう最高。
誰もが自分の弱さを自覚し、くじけそうになることはあると思います。
そして、周りの自分よりも能力があったり、強く生きているように見受けられるような人をみて失望してしまうことがあると思います。どうしてもお互いの「今」でしか判断ができないような状態。
でも、本当はそれは間違っていて、誰しも弱いまま強くあろうと立ち上がり続けているんだということをこのフレーズだけで教えてくれます。
この想いと引き換えに
目の前の扉をくぐって
生きて 生きて 生き抜いてやれ
汚れたのはどっち?見上げた星空
「生きて 生きて 生き抜いてやれ」はWANIMAらしさ全開という感じですが、どこかあいみょんさんの楽曲と似ているのも面白いところ。
花は咲く 嘘のように
風に揺られ雨に打たれて
何処にいても枯れないように
願い歌う 祈りの詩
「花は咲く 嘘のように」と。
一瞬ネガティブな表現に思えますが、これは自分が弱いままだと思っているときにふとその中で強さを感じた瞬間を描写しているものだと思います。
いつの間にか、自分自身は自分が気付かずとも大きく成長しているんだと背中をさすってくれるような歌詞。
ほんとうに優しくて、抱擁感であふれてます。
空を飛ぶ鳥に乗って
海を目指す魚になって
ここにいると呼ぶ声がする
約束はしてないけど
またいつの日か 歌いなぞる 命の詩
このあたりから本格的にタイトルの「りんどう」の疾走感が出てきます。
僕がWANIMAさんの一番の魅力だと思っているのは、このたまらない「快走感」です。
トンネル抜けて海を渡って
曲がりくねった細い道をまっすぐ
花が咲く頃 手紙を書くよ
心細い時は喜び数えて
「花が咲く頃 手紙を書くよ」と、これもまた胸にぐっとくる歌詞ですね。
今よりもっと大きくなった自分が強く思えるようになったら、手紙を書いて知らせたい。
そんな素直で実直な思いがここで表現されています。
流れる時の早さに
身体を委ね 眺めてる
代わりの無い物語
りんどうの花のように
「代わりの無い物語」というのもWANIMAしか書けないなって思いました。
誰に代わっても続かないこの自分だけの人生を、いかに自分の力で、自分の意志で楽しむことができるか。
僕たちはそうやって、今日も生きていくんですね。
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/wanima/rindou/